税理士への営業が凄い!その実体験をまとめます。

私が独立してすごく感じたのは、税理士への営業ってすごいんです。何がすごいかって営業の量と食い下がり方です。

ある意味カモにされているんじゃないかというレベルで営業がきます。

実際にカモにされている税理士も多いのかも知れません(あくまで想像です。)。

なぜ税理士に突然電話をかけることができるのか?

税理士情報検索サイトというサイトがあり、電話番号まで載っているんですね

そこで各月行われる税理士登録で新しい登録があるとそこから営業をかける会社は電話をかけてくるということのようです。

税理士情報検索サイト

どんなところからの営業がくるのか?

そしてどんなところから営業がくるのかを紹介します。

ホームページ(HP)制作会社・ネットマーケティング会社

まず多いと感じるのはホームページ(HP)制作会社です。

そして営業方法は大体電話をかけてきて、こちらが「要はホームページ制作ですよね?」というと必ず「いえ、違います。 ホームページも使いますが、営業ツールの販売なんです。こちらを導入すると集客力が…」みたいな感じでいいますが、要はホームページ作成してSEO(検索エンジン最適化)をして集客するようです。

ただこちらについては、知り合いの会計士・税理士がうっかりひっかかり、 その会計士・税理士 が月に10万円を支払って、PPCすら出していないみたいな事例があったので、スルー。

サイト自体はよくあるLPみたいな感じですが、全然上位表示されないですし、その地域の税理士が「地域名+その人の苗字+税理士」で検索しても1ページ目にすら表示されず、PPCすらやってもらえないんじゃ、意味ないですよね。(その人がたまたま悪質な業者にあたっただけかもしれませんが。。)

とはいえ、営業電話にでた際に、話を聞くと結局 「いえ、違います。 ホームページも使いますが、営業ツールの販売なんです。こちらを導入すると集客力が…」 といいつつ、「ホームページ作ってないですよね。今はネット検索があれこれ…」みたいな感じで、ホームページ制作してほったらかしなんだろうなという印象が拭えませんでした。

保険会社

意外と多いと感じたのは保険会社です。保険会社の営業ってなんだって感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、代理店契約のお話しという名の、保険の営業代行契約です。

税理士という立場は節税やクライアントの財政状態や経営成績がよくわかる立場で保険とか入ったほうがいいんじゃないですかっていいやすい立場にあると思います。

要はその立場的に保険の営業マンになりやすいポジションだから、保険会社の自分のところの保険を売ってきて!代わりに手数料をあげるから!というやつです。

保険会社としては、成約率とか提案力の高い税理士と代理店(要は保険の営業マン)契約を結べれば、手数料を支払ったとしても得ということなのでしょう。

実際に保険代理店契約ですごく稼いでいる会計事務所もあるようです。

しかし基本的には、他の保険を勧めてはいけないなどの契約上の制約があるようです。

あるようですという表記にしたのは自分が保険会社の代理店契約をしたことがないからなんです。

その理由の一番はやっぱり他の保険会社の保険を勧められないとなるとそのクライアントによって一番いい保険を提案することができないということがあげられます。また保険も複雑ですし、保険のプロではないので、きちんと保険の担当者に説明してもらえるのが一番かと思っています。

もっと業務に余裕ができて保険も含めてクライアントにサービスを提供できたり、この保険会社のサービスがすごくいいということになれば、検討してみようかなと思います。

税理士向けコンサルティング業務

個人的にはけっこう謎だったのですが、税理士向けコンサル会社が存在しており、けっこうな税理士さんがコンサルを受けているようなんです(そのコンサル会社いわくですが、、)。

営業電話でちょっとお会いしたいということがしつこかったのと、依頼する気は全くなかったのですが、税理士向けのコンサルティング業務に興味があったので、話だけ聞いてみようと思い、会ってみました。

コンサルティングというので、色々と参考になる部分があればと思ったのですが、結局はネットマーケティング(Twitterのフォローを増やしましょう、メルマガをやりましょうなど)や会計事務所の運営のノウハウがありますなど、私にはあまり魅力的に感じる部分はなかったので、お断りしました。

リース会社

リース会社の営業は税理士開業したばかりのときにやってきます。

会社にある大きなプリンターとかそういったものをリースで契約してというような感じです。プリンター以外にもネットのセキュリティの機械などもあるようです。

プリンターなどは確かに家庭用のプリンターだと業務をやるのに、物足りないと思い契約しようかと思いがちですが、逆にリース会社で借りるにしてはちょっと大きすぎる気がします。

そして金額も会社に寄り切りだと思いますが、私が聞いたところでは月に3万円程度を5年間といったところです。金利があるにせよトータル180万円って、、という感じでした。

まとめ

営業電話以外でもDMなども独立直後はすごく営業がきます。

特に独立直後は営業がくると、独立直後で、これも必要だしなとか、営業のプロからあれこれ話を受けたりしているとうっかり契約してしまうということもあるのかなと思うことがあります。

特に上記のHP(保守が1年は解約できない)とかコンサルやリースなどの長期的な契約は一度契約してしまったあとにいらなかったなと思っても、長期的に固定費として負担になってくるので、検討しようと思ってもその場で即決せずに、営業を受けたあとに一人で一度冷静になって考えてみるとよいと思います。

また必要ないと伝えても、少し時間がたつと何度も電話してくる営業も多いと思います。

個人的にはわざわざ電話で不要の旨を伝える、でもこんなものもあって、いや不要ですとかっていうやり取りが10分であっても、そもそも面倒・無駄だと感じていますので、電話番号を調べたり登録したりして、電話にそもそもでないようにしています。

営業電話や営業の話を聞いて、こうやって営業をしているんだって勉強になる側面(逆に反面教師としても)もあるので、興味がある内容であれば、自分の業務の負担にならない範囲で営業の電話や話を聞いてみるということもありかなと思いました。

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