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会計士・税理士として独立して手に入った自由とその代償

time 2019/04/14

会計士・税理士として独立して手に入った自由とその代償

会計士・税理士として独立してみて、周り方からよく言われるのはやはり自由でいいよねということです。

実際に独立してみて、監査法人に勤務していた頃より自由である点は、すごく感じますし、とてもメリットだなと思います。

電車の混んでいる時間に出社しなくていいですし、平日に休みたいときは休めますし、プライベートな用事を平日の空いている時間に済ますこともできてしまいます。

実際に会計士・税理士として独立してよかった反面、その代償とは?

独立して自由な反面、当然いいことばなりではありません。

自由だからこそ、時間感覚が会計士・税理士として独立してからは、監査法人に勤めていた頃とは全然異なってきました。

自由に甘えて、平日プライベートな予定を済ませて、自宅でやろうと思っていても、結局やらなかったり、そして、平日休んでる時もあるのだからとどうせ土日に仕事をすればいいと土日に仕事を回してしまったこともあったりします。

結局どうなっていくのかというと、仕事とプライベートの区別が全くつかなくてなってきてしまいます。結果として、週に7日間働いている気になっているのにい、トータルで40時間も働いていないということも(平日ではなく、週7日で、です。)ありました。

要は仕事しているつもりで、仕事をした気になってしまっているだけという状態に、、

会計士・税理士として独立してからの1年間は、ありがたいことに監査法人の非常勤勤務や他の知り合いからの業務委託の業務があったので、決められた時間に決められた場所にいき、業務をしているという1年間でした(そのあいだに自分の税務顧問をしていただけるクライアントへの営業活動をしたりという感じでした。)。

1年経ったタイミングで、非常勤の監査法人の繁忙期も終わり、業務委託の契約の更新も断って、本当に会計士・税理士として独立しての自分の仕事がメインになるというタイミングで、あれ?なんか長時間働いているようで、全然仕事が進まない、、という感覚でした。

時間管理を始める!

そして、たちが悪いことにものすごく働いている感覚なのに、なぜ仕事が進まないのかと理由や原因は、明確にわからないという状況でした。

このままじゃ、さらに自分のプライベートを削るしかないという対策しか打ち出せないという状況になっていることに気づき、これはまずい、、と感じた私は、時間を徹底的に管理しようと思い立ちます。

私がとったやり方は、毎日の時間を15分単位でexcelにまとめて、時間を徹底的に管理することにしました。

1週間ごとに自分で反省しながら、1ヶ月で原因分析を行いました。

すると、意外と仕事に拘束されている(仕事をしている)ようで、全然仕事をしていないということと、仕事に当てているつもりの時間でも、会計士・税理士事務所の管理業務や営業の時間などにとられてしまっている時間が意外と多いという実状がありました。

前者の原因は、原因は明らかに完全に自由を勘違いしていたものでした。

冒頭に記載した通り、自由ということで電車にゆっくり乗れると思い、事務所に向かうまでの時間を、例えば10時30分に到着するように出社したとして、
監査法人のときには 9時30分に出社していましたが、その間の1時間は何か業務をしているかと思えば、特に仕事をしていなかったり、

帰りも電車が混む時間を避けて、例えば16時30分に自宅に早く帰ったものの自宅で仕事を再開したのが、21時で結局その間の時間は、特に仕事をしていなかったりで、そこから仕事を始めて23時に仕事が終わるので、自分の感覚としては、長時間やっているようで、全然仕事の時間がとれていないという状況に陥っていました。(結局18時30分までやって帰って、自由な時間があるのと変わらない状況です。)

上記のような原因が他にもあり、自分が仕事をすごくしているようで、全然仕事ができていないという実態が浮き彫りになりました。

後者の原因は、独立して間接業務(事務用品の発注、メール事務、請求書の発行など)が増えるなど、独立するまでは、会計士・税理士として独立している方の話やブログ、IT関連のフリーランスなどの方から聞いていたのですが、自分がいまいち実感を持っておらず、その時間が負担になっていることでした。

時間管理の反省を活かして対策をとる!

時間を集計するようになって、課題が浮き彫りになったところで、当然ですが改善を始めることにします。

スケジュールをきっちりと決める!

会計士・税理士として独立して自由が手に入ったものの、時間が管理ができていないということできちんと翌日のスケジュールを決めて、そのスケジュール通り動くことで短時間で業務をきちんとこなせるように、今は動いています。

スケジュール通り動けているか、管理をすることで1日ごとに予定と実際のずれが把握できるので、きちんと時間がとれているか適時に修正するようにしています。

ただあまりにもぎちぎちの予定を立てると、スケジュールで見込んでいた以上に時間がかかる業務があった際には、スケジュール通り動けず、予定が立て込んでしまうので、予備時間と予備日は設けるようにしています。

スケジュールだけではなくてToDoもしっかり把握する!

スケジュールを予定通り組む(業務をきちんとこなしていく)ためにTodoをしっかり把握するようにしました。

Todoを把握することで業務の優先順位や予備時間や予備日に前倒して業務を進めたり、また、空いた移動時間に間接業務をTodoリストを見て、進めることができています。

目標を明確にする!

特に独立して感じるのは、まだクライアントが少ないこともあり、営業とかって時間を割こうと思うと、きりがなくなってしまうんですよね。

そのため、自分が担当することのできるクライアントの数や目標とする売上をきちんと決めて、各月の目標を立てることにして、過度に時間を割いて、自分の業務の時間が取れないということがないようにしました。

その他

その他は、自分の間接業務をいかに減らすかということですが、こちらはfreeeなどのクラウド会計が得意なので、徐々にですが、うまく間接業務の時間を減らせるように工夫しています。

会計士・税理士として独立して手に入った自由とその代償のまとめ

会計士・税理士として独立して上記のような自由を勘違いした時間を過ごしてしまった時期があったのですが、会社において定時という概念があるというのは、組織として合理的な管理方法なのかなと思いました。

私も監査法人に勤めている際は9時30分に出社して、日によっては23時に帰るなどのハードワークを行っていたのですが、上記のような 自由を勘違いした時期のような生活を送っていなかったのは、会社という組織に属して定時という決まりがあったからだと思います。

また主査/インチャージとして、自分が現場責任者となる経験もしましたが、例え後輩であったとしても、人と一緒に働くということはチームに迷惑をかけられないという自分へのいい意味でも監視やプレッシャーになっていたのだと思います。

会計士・税理士として独立して 、自分を律することも大切だという点を踏まえても、自由もある点はやはりメリットだと思っています。

特に監査法人に勤務していたときと比較して、家族との時間を持てるようになったことは、私にとって非常によかったことです。

今はその自分を律することも含めた意味で、独立して自分で自由に使えるというのは、メリットだということは間違いないといえますし、これから独立される方は私のようにならないように、自由だけではないという点を参考にしていただければ幸いです。(私みたいになる方は少ないのかもしれませんが、、)

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独立公認会計士・税理士ブログについて

数年前に公認会計士として個人の会計事務所を開業しました。

独立したときを思い出すと、自分で困ったことやわからないことって、
すでに独立している周りの人に聞いて詳しくは教えてくれなかったり、ネットで調べても全然情報がなかったりします。

それ以外にも独立した人ってどんな生活を送っているのかもよくわからないなと独立するまで思っていました。

そのため、自分が実際に独立するまでと独立してからどんな感じなのかをブログにまとめることで独立を検討されている方の参考になればと思い、ブログを開設しました。

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