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独立をしてから独立準備に係ったコスト(備品編)

time 2020/06/05

独立をしてから独立準備に係ったコスト(備品編)

自分が独立してから、独立にあたり色々と備品を購入したりします。
(当たり前ですが、、)

そんな中でこれから独立をされる方にとって、どれくらい備品とかの金額でかかってくるかを一例として私の買った備品をご紹介します。

こちらでご紹介するのは、備品のみなので、家賃の初期費用や税理士登録などの費用は別でご紹介しています。

今事務所にあるものをみてみると、一通りの備品はこれくらいの備品があるような状態でした。

・ノートPC
・プリンター複合機
・テプラ
・PCモニター
・棚、キャビネット
・ハンコ、ハンコのインク
・決算報告書、総勘定元帳、確定申告書のファイル
・ファイルボックス、
・クリップ、クリアファイル、ファイル、紙ファイル、延長ケーブル、付箋、クリアポケット、赤紙、青紙、印刷用紙、ラベル用紙、インデックス、テプラカートリッジ
・ポッド、ティッシュ、ウェットティッシュ、ホウキ、ゴミ箱
・シュレッダー

それではそれぞれ買った時のことやこれから独立される方にとって必要かどうかなど、簡単に記載していきます。

ノートPC

私は独立当初はもともと持っていたノートPCを使っていたので、独立にあたって新調はしていません。

もし新調される方は30万円くらいみておけば十分なところです。

私は当初think pad x1を使っていて、今はsurface book2を使っています。

ノートPCは早めに買っても場所もとりませんし、ノートPCの設定やサブスクリプションなどのサービスの設定、HPやメールアドレスの取得などにも使っていけるので、早めに準備してもいいと思います。

むしろ設定関連に時間が取られるような気がしますので、時間があるうちに買って、設定しておくといざ独立!ってタイミングで動きやすいのかなと思います。

プリンター複合機

私は当初いわゆる安い複合機(1万円台)と安いスキャナーでスタートしましたが、すぐにそこそこの値段のプリンター複合機を購入しました。

そんなに高いプリンター複合機いるの?というところですが、

私はIT、クラウド会計などで税理士事務所をやっていく方針でしたので、はじめはそんなに印刷もしないし、スキャンもちょっとできれば、いいだろうと思って、安い複合機と安いスキャナーを買ってスタートしました。

しかし、自分で事務所をやってみると、現状ではどうしても紙を完全になくす、というのは難しいように思います。

何か税理士関係でも申請などは紙で印刷して押印して郵送ですし、クライアントからも申告書の印刷したものをくださいと言われるケースなどあります。

それ以外でも会計士の仕事でも表示をチェックするのに印刷する、何かミーティングで紙のほうが望ましい、というケースもあったりします。

そういった際に安い複合機で印刷していくと、印刷のスピードが全然遅いですし、少し量のある印刷をするとすぐにインクの交換です。

スキャナーに関しても、自分の事務所の書類など何かしらの書類については、基本的にpdfにして保存するようにしていますが、そのスピードが遅かったり、両面で読み込めなかったり(両面はできるけど、2回やる)スキャンするたびにストレスになってきました。

また今の複合機を使ってから、後日ファイルを整理していると、古いスキャナーのpdfはものすごくデータが重かったりということもありました(PDFなのに10MB以上とか、、)。

今の複合機を買う時には悩みましたが、買ってみて、中途半端なプリンター複合機3万くらいの買って、スキャナーだけ、スキャンスナップなどの機能のいいやつを2万とかで買うよりは全然よい買い物をしたと思っています。

もちろん、大型の複合機に比べれば、機能面では劣る部分があります(A3が印刷できないなど)が、安いプリンター複合機とスキャナーを使っていくことを考えれば、大型の複合機より少しスピードが劣るプリンターくらいの感覚で使用できます。

新規で独立すると、事務所によくある大型の複合機のリースの営業もすごくたくさんくると思います。

5年で月々3万円とかのイメージで長期間、それなりにコストとしてかかってきます。

独立当初からクライアントが見込まれているので、オフィスを構えて、従業員も雇用予定があり、それなりの規模で事務所をスタートしていくという方にはコストや業務のオペレーション面でも悪くない可能性もあります。

すぐにクライアントなど見込まれていなくて、まずはスモールでスタートされるという方にはリースは期間も長いですし、オフィス移転したときもかなりの荷物になるので、よく検討したほうがよいと思います。

テプラ

次にテプラです。こちらもプリンターの話と同じですが、印刷をどこまでするのかというところと関係してくるところです。

私はなるべくペーパーレスで事務所を運営しているので、もともとはテプラを持っていませんでした。

クライアントから決算報告書や総勘定元帳の製本をくださいといわれたケースがあり、それをきっかけに購入しました。

プリンターの件で、安いのを買って、不便な思いをする手間や結局捨てるってなる手間を考えて、機能性の高いテプラを購入しました。

実際にその製本の際に役に立ったのは間違いないですが、それ以外でも棚にラベルを貼ったり、何か書類を整理する際にテプラを使って整理することができるので、ペーパーレスとは言え、それ以外にも使用しているので、悪くない買い物だと思っています。

ただ、機能性がかなり高そうではあるので、それを使いこなすようなところまでの使用はしていないので、テプラの厚さが複数選べる安いものでもよいかと思います。

よかった点はPCに接続して使うタイプのテプラだったので、一回PCにテプラのファイルを作ると、それをテンプレート化して使えるので、それは便利な点でした。

PCモニター

これは人によるかと思いますが、個人的にはマストのモニターです。

普段ノートPCを使っているので、PCモニターを接続して画面を拡張して作業しています。

基本的にペーパーレスで事務所を運営しているので、資料のやり取りもデータでやり取りしています。

そのため、片方の画面で資料、片方の画面でクラウド会計という使い方や、片方の画面で作業、片方の画面でメールやチャットツールの使用という使い方などで効率的に業務を進めています。

I-O DATAのモニターを使っていますが、モニターは今は種類を価格帯も安価なものがでていますので、ご自身で使用しやすいものが選ぶことができると思います。

ただし処分する際にはモニターとしての処分になるので、手間がかかる点とモニターのサイズによっては、机でけっこうなスペースをとるので、その点は留意が必要です。

棚、キャビネット

こちらもペーパーレスとの兼ね合いですが、完全なペーパーレスにはなっていないので、棚をレンタルオフィスに置いています。

オフィスを通常の賃貸で借りる方も棚やキャビネットが必要になってくるかなと思います。

完全なペーパーレスでやっていくという方でも完全に棚やキャビネットのようなものが完全にいらないということはないかなと思いますので、開業時のオフィスの借りる場合には棚やキャビネットをどう置くかなどは気にしておくとよいと思います。

私はレターケースにクリアファイルやクリアポケット、ラベルなどを入れて、整理しています。

各棚の厚みはないですが、この棚一つで細かく整理できるので重宝しています。

キングジムなどのファイルを入れるのには、この棚を使っています。

安いのと真ん中の棚の位置をA4のファイルに合わせてるとA4ファイルが立てて保管でき、少し上に物がおけるのでコストパフォーマンス的にはオススメです。

この棚に関しては、オフィスを借りる方でも各人のデスク付近に移動できてA4のファイルが保管できるので、最初のスタートでとりあえず買うというのもありだと思います。

ハンコ、ハンコのインク

意外とスタート時に買っておいたほうがよいと思うのが、このハンコとハンコのインクです。

会計士・税理士で独立していて、会計士では自分がサインをする監査のとき(意外と個人で任意の監査の話がくるときがあります。)、税理士では申告書を電子送信していたとしてもコロナの持続化給付金などの書類で税理士の押印が求められることがあります。

それ以外でも意外と税理士関連の提出書類で税理士印が必要な時があるような印象です(住民税の特別徴収の納期の特例の申請書とか)。

その際に、実印を押すのはちょっと、かといって個人の名字のハンコだとさすがにちょっとなということがあります(気にしなければよいだけというのもあると思いますが、個人的にはさすがに個人の名字のハンコをついて出すのもと思ってしまいというところです。)。

それ以外でも、私はなるべくペーパーレスの方針をとっているので、契約書などクラウドサインなどを使っていますが、それでもやはり紙の契約書で押印したものをやり取りしないといけないというケースもあります。

その際に便利なのが、資格印というものがあります。

資格印であれば、真ん中に「公認会計士」や「税理士」と入っているので、何かの時に押印が必要といった場合に非常に便利です。

資格が書いてありますし、個人の名字だけのハンコよりはきちんとしている印象を与えることができますし、実印のリスクもありません。

それに合わせて、ハンコのマットとハンコのインクも持っておくとよいと思います。

マックスのスタンプ台は自分も使っていますが、レビュー通り使いやすい印象です。

決算報告書、総勘定元帳、確定申告書のファイル

意外と困ったのが、このファイルです。

すでに税理士事務所で働いていた税理士さんや会計士であっても税理士事務所勤務経験がある方であれば、想定しているのかもしれません。

いわゆるこういうファイルです。

私はペーパーレスでやっていたのですが、製本をくださいといわれるケースは当初なかったのですが、独立して1年くらいで色々と業務を行っていくにつれ、

前任の税理士さんがいて引継いだケースや確定申告で単発で受けた際に、

「製本したのもらえないんですか?」「前の税理士さんがこういうファイルくれたのに」

というケースがありました。

その際にバタバタとこういうファイルってどこに売っているんだ?と周りの人に聞いたりした記憶があります。

通販などで買うと特殊なファイルだけあって、手元に届くまでに時間がかかったりしますので、独立後はバタバタしていたりしますので、「製本したものを提出する」というポリシーの方の場合には準備しておくとスムーズなのかなと思います。

私は基本的にペーパーレスでやっているので、今は単発で確定申告を受けて、クライアントに製本版をいるかどうか確認して、必要といわれたときにお渡ししているという感じです。

今はあまり単発の確定申告を受けることやペーパーレスにご賛同いただけないクライアント様を受け付けていないので、ほとんど使用する機会はないのですが。。

ただ成果物といえばやはり確定申告の申告書などになってくるので、高単価のクライアントに成果物としてみせたい、高単価でなくても成果物をきちんと提示したいと方は準備しておいたほうがよいと思います。

ファイルボックス

こちらも棚とキャビネットの所と同様にペーパーレスとの兼ね合いとペーパーレスといえども整理や置く場所がないと困るというところの兼ね合いかと思います。

私は郵便物の一時的に未処理のものを置くためや郵便物を開封した後の処理すべきものなど分けるために無印のファイルボックスを使っています。

これをクリアファイルやクリアポケットの保管として使用するのは少し幅が広いので、もし保管用ならレターケースがよいと思います。

文房具・周辺機器など(クリップ、クリアファイル、ファイル、紙ファイル、延長ケーブル、付箋、クリアポケット、赤紙、青紙、印刷用紙、ラベル用紙、インデックス、テプラカートリッジなど)

ここに記載しているのは、あると便利で、必要な時にないと困るというものかと思います。

適宜Amazonプライムで配送料無料で発注していく、自分で書店や家電量販店で購入していくというような感じになるのかなと思います。

必要なときにないと困ってしまうので、私は必要なものについては、少し多めに買うようにしています。

必要なときにないと困るというのは、例えば郵送をしなければならない際にクリアファイルがない、印刷用紙がない、という場合で、業務をいったん止めて買いにいかざるを得ないというような場合です。

個人的には郵送をやろうとスケジュールしたときに備品が足りずに業務を中途半端に中断して、その業務が完結しなかったり、

場合によってはそのためだけに業務を中断して、買いに行ってとバタバタしてしまうと、自分の業務のスケジューリングのところも含めて、手間や時間がもったいないと感じるというのがあげられます。

特に独立して一人でやっていると買い物にいく時間もコストなので、備品が足りなくなりそうな買い物が必要なものはタスクにまとめておいて購入していたり、またその買い物をネットで探して買ったり、買い物に行く時間ももったいないと感じているので、タスクにまとめて買い物する際に安いところを探しつつ、ある程度まとめて買うことにより、

買い物の頻度を減らす=買い物に使う時間を減らす

というような感覚で購入するようにしています。

もちろん保管も整理が必要なので、ある程度の量は事務所の保管場所を考慮しながらというところではあります。

ポッド、ティッシュ、ウェットティッシュ、ホウキ、ゴミ箱

これは自分の事務所の掃除や福利厚生に近い(一人だと福利厚生もない部分はありますが、)ところで事務所にあり、自分で購入したものの一例です。

ポッドはお茶やコーヒーを飲む際に使っています。

ティッシュやウェットティッシュ、ホウキ、ごみ箱は事務所の掃除などに使っています。

レンタルオフィスであれば、共用のごみ箱やトイレもあるので、すぐに必要なものではないかと思いますが、自分のスペースにあると便利です。

シュレッダー

こちらはセキュリティ面でも大事だと思います。

クライアントの資料もそうですし、自分宛ての郵便や税務関連の郵便は個人名が乗っていたりするので、普通のごみ箱やレンタルオフィスの共用のごみ箱に捨てるのはセキュリティ面でまずいので、シュレッダーがあるといいと思います。

シュレッダーも金額がピンキリなので、どれを選択するかでコストが全然違ってきます。

私は郵便などちょっとしたものは机の手元におけるシュレッダーをおいて、それ以外の税務関連の冊子に個人名が乗っている名簿などの大きなもの、クライアント関連の印刷した量が多いものなどは溶解サービスを使っています。

シュレッダー自体は机の上や下におけるような小型でCDなども裁断できるものを選びました。

意外と申告ソフトとかのCD-Rとか捨てたいことがあるので、便利です。

溶解サービスは、デルエフというサービスを使っています。

金額面ももちろんですが、それ以外にもセキュリティ面でも廃棄証明書を発行してくれるのと、+220円で未開封で処理してもらえるので、こちらを利用しています。

コスト面とセキュリティ面もありますが、シュレッダーを安いやつを使って、裁断するのに時間を使ってももったないですし、仮にシュレッダーの高いものを使っても、なるべくペーパーレスで作業していることもあり、元をとるのに時間がかかってしまう(そこまで使わない)というところから、そのサービスを利用しています。

回収してもらうのに、電話して日時を指定してという手間もありますが、それ以上に都度都度シュレッダーしたりする時間やゴミをまとめて、それを捨てる時間も考えると、かなり楽にシュレッダーできているなと思います。

まとめ

以上が今事務所にあるものの一覧です。レンタルオフィスでスタートされる方は自分で必要だと思うものを購入しておけば、そこまで大差はないのかなと思います。

プリンターははじめはレンタルオフィスにあるものを使うから、後回しとか、棚、キャビネットは備付があるから不要とかそういった形で参考にしていただければと思います。

一般的な会計事務所に比べるとペーパーレスで行っているので、書類関連の備品類は少な目です(棚やファイル類など)ので、前の事務所と同じように運営したいという方は棚や特に決算書のファイルなどはもう少しコストとしてかかってくるのかなと思います。

オフィスを借りて運営していくという方は、レンタルオフィスでの備品の一覧のため、机やいすが備付でコストとしてかかっていないので、けっこうなコストしてかかってくるのかなと思います。

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税理士登録

独立公認会計士・税理士ブログについて

数年前に公認会計士として個人の会計事務所を開業しました。

独立したときを思い出すと、自分で困ったことやわからないことって、
すでに独立している周りの人に聞いて詳しくは教えてくれなかったり、ネットで調べても全然情報がなかったりします。

それ以外にも独立した人ってどんな生活を送っているのかもよくわからないなと独立するまで思っていました。

そのため、自分が実際に独立するまでと独立してからどんな感じなのかをブログにまとめることで独立を検討されている方の参考になればと思い、ブログを開設しました。

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